〔アートな時間〕映画 スノーピアサー 超豪華列車の寓話で、近代資本主義の閉塞感描く=寺脇研
エコノミスト 第92巻 第4号 通巻4326号 2014.1.28
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第4号 通巻4326号(2014.1.28) |
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ページ数 | 2ページ (全1148字) |
形式 | PDFファイル形式 (339kb) |
雑誌掲載位置 | 62〜63頁目 |
壮大にして、圧倒的に面白い映画である。「スノーピアサー」とは、永久稼働機関によって自動運転される長大な列車。1年かけて地球上を1周する豪華鉄道リゾートなのだった。巨大鉄道産業が運営し、ユーラシア、アメリカ、アフリカの大陸を鉄路でつなぎ遊覧する。運行図をよくみると、シベリアから入り朝鮮半島に抜ける経路に日本も入っているようだ。 超豪華列車が人類の「ノアの方舟(はこぶね)」になってしまったのは、20…
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