〔ＦＬＡＳＨ！〕イエレン・バブル勃発か　金融緩和頼みの株高と円安　再びのリスクオンに危うさも
エコノミスト　第９１巻　第５３号　通巻４３１８号　2013.12.3

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９１巻　第５３号　通巻４３１８号（2013.12.3）
ページ数	4ページ　（全1461字）
形式	PDFファイル形式　（842kb）
雑誌掲載位置	１５〜１８頁目

　日米欧の緩和マネーの流入期待が、世界的な株高を引き起こしている。　◇景気も雇用も不十分　起点は米国だ。米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の次期議長に指名されたイエレン副議長は11月13日、米議会公聴会の声明案を公表。この中で「（米国経済の）回復への道のりは長い」とし、金融緩和路線を継続する考えを示した。翌14日の公聴会では、米労働市場について「非常に脆弱(ぜいじゃく)」と懸念を表明し、「金融緩和の縮…