〔ＦＬＡＳＨ！〕１０月ＦＯＭＣ　予想外の強気見通しだがＱＥ３縮小は来年３月
エコノミスト　第９１巻　第５０号　通巻４３１５号　2013.11.12

　10月29、30日に開催された米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）は事前の予想通り、月額８５０億ドル（約８兆３５００億円）の資産購入継続を決定した。一方で、声明文では強気とも取れる景気判断を示したことで、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が年内にもテーパリング（資産購入の縮小）を開始するとの見方が市場に広がり、声明文公表後に株安、金利上昇、ドル高が進んだ。　だが、10〜12月期も政府機関の閉鎖や、財政協…