〔対論〕法人減税は景気浮揚につながるか 効果は薄い すでに企業の手元資金は潤沢=神谷尚志
エコノミスト 第91巻 第47号 通巻4312号 2013.10.22
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第47号 通巻4312号(2013.10.22) |
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ページ数 | 2ページ (全1513字) |
形式 | PDFファイル形式 (476kb) |
雑誌掲載位置 | 78〜79頁目 |
現在の日本の状況では、法人減税は景気を押し上げる効果はさほど期待できない。まず、復興特別法人税の廃止の効果を考えてみたい。来年4月からの消費増税に伴う景気の落ち込みを避けるため、安倍晋三首相は5兆円の経済対策の一環として、9000億円分の復興特別法人税を今年度末で1年前倒し廃止することを打ち出した。設備投資減税や賃上げ促進税制とセットで、設備投資の拡大や賃上げを狙っているとみられるが、本当に賃上…
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