〔アートな時間〕美術 はじまりは国芳──江戸スピリットのゆくえ=石川健次
エコノミスト 第90巻 第56号 通巻4264号 2012.12.18
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第56号 通巻4264号(2012.12.18) |
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ページ数 | 2ページ (全1290字) |
形式 | PDFファイル形式 (360kb) |
雑誌掲載位置 | 76〜77頁目 |
◇歌川国芳から弟子へ、次世代へ継承され、変奏される軌跡 写真で紹介しているのは、鏑木(かぶらき)清方(きよかた)の《春のななくさ》である。端麗な女性が、粥をたくための春の七草を提げている。江戸時代、歌舞伎の人気役者が身につけてから若い女性たちの間で流行したという御高祖頭巾(おこそずきん)をかぶり、うつむき加減に慎み深く歩く姿に思わず見入った。 明治から昭和にかけて活躍した日本画家の鏑木は、この作…
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