〔特集〕ユーロの悲劇 歴史から考える欧州危機 ユーロ危機はリーマン・ショックよりはるかに深刻である理由=水野和夫
エコノミスト 第90巻 第54号 通巻4262号 2012.12.11
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第54号 通巻4262号(2012.12.11) |
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ページ数 | 4ページ (全5925字) |
形式 | PDFファイル形式 (881kb) |
雑誌掲載位置 | 34〜37頁目 |
2008年9月に起きたリーマン・ショックは、100年に1度の経済危機と言われる。しかし、私はギリシャの債務問題を契機に始まったユーロ危機のほうが格段に深刻だと受け止めている。その理由はこうだ。 リーマン・ショックは、1970年代に限界にぶつかっていた近代資本主義(私流の定義では、「より速く、より遠くへ、そしてより合理的に」行動することで、市場を通じて利潤〈富〉を最も効率的に蒐集(しゅうしゅう)〈…
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