〔書評〕『脱原発を決めたドイツの挑戦 再生可能エネルギー大国への道』 評者・池内了
エコノミスト 第90巻 第43号 通巻4251号 2012.10.9
| 掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第43号 通巻4251号(2012.10.9) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1197字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (595kb) |
| 雑誌掲載位置 | 60〜61頁目 |
◇熊谷徹著(ジャーナリスト) 角川SSC新書 861円 ◇脱原発先進国が直面する次なる課題 福島原発の事故を受けて、ドイツでは8基の老朽原発を直ちに廃炉にするとともに、2022年には原発路線から完全に撤退することを決定した。突然の大転換のように見えるが、過去40年もかかった環境政党「緑の党」の躍進や、ここ20年余りの再生可能エネルギー振興策が背景にあることを忘れてはならない。 本書は、そのような…
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