〔アートな時間〕舞台 芸術祭十月大歌舞伎 夜と昼で異なる弁慶 團十郎と幸四郎が競演=小玉祥子
エコノミスト 第90巻 第41号 通巻4249号 2012.10.2
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第41号 通巻4249号(2012.10.2) |
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ページ数 | 2ページ (全1137字) |
形式 | PDFファイル形式 (570kb) |
雑誌掲載位置 | 72〜73頁目 |
七代目松本幸四郎は明治から戦後までの歌舞伎界で活躍した立役である。三重県員弁郡東員町の土建業者の子に生まれ、東京に出て舞踊家藤間勘右衛門の養子となり、後に九代目市川團十郎に弟子入りした。立派な容姿、豊かな声量で頭角を現し、1911年に大名跡の松本幸四郎を襲名した。 師の九代目譲りの荒事や時代物などを得意とし、さらに舞踊の大流派藤間流家元である優れた舞踊家でもあった。当たり役中の当たり役と言えるの…
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