〔特集〕賢い保険選び　保険選びの基準　「間口の広さ」をしっかり意識　手ごろで便利な「少額短期」＝鈴木暁子
エコノミスト　第９０巻　第２７号　通巻４２３５号　2012.6.26

　生命保険であれ損害保険であれ、保険は基本的に「いざという時の備え」であって、掛けた保険料の元を取ろうとする性格のものではない。しかし、いくら備えだとしても、それなりの費用がかかるうえ、必要な時に給付されなければ意味がない。できるだけ負担を軽減しつつ、かつ「その時」には確実に給付金を得られるよう、加入時の入り口の広さや給付の受けやすさなど「間口の広さ」を意識するのが1つの考え方だ。　そのためには、…