〔書評〕話題の本−−他
エコノミスト　第８９巻　第５６号　通巻４２０５号　2011.12.13

書評話題の本「金・ドル体制」の終わり副島隆彦著祥伝社１６８０円“金融・経済の予言者”が「２０１２年は世界恐慌突入の年」と大胆な予測。欧州の大銀行が次々倒産し、１ドル＝７０円割れし、日経平均は６０００円台に向かい、恐慌とともに統制経済が始まると。欧州の国債デフォルト問題が世界を直撃するのはサブプライム危機で経験済みのデリバティブの仕業だ。欧州爆弾の爆発、世界への危機の連鎖にどう立ち向かうのか──。考…