〔特集〕テレビ事業崩壊　家電冬の時代は続く
エコノミスト　第８９巻　第５５号　通巻４２０４号　2011.12.6

特集　家電の失敗家電の失敗　重電の成功日本のお家芸だったテレビ事業で、利益が出なくなった。技術の高度化が通用しなくなったためだ。一方で、強みを発揮している分野もある。日本の電機業界はどこへ向かえばよいのか。テレビ事業崩壊　家電冬の時代は続くつむら　あきひろ津村　明宏　（半導体産業新聞編集長）　日本のテレビメーカーが苦境に立たされている。世界市場でのシェアを年々、落としてきたことに加え（図１）、もは…