〔東奔政走〕
エコノミスト　第８９巻　第３６号　通巻４１８５号　2011.8.9

東奔政走合議制を無視し続ける菅首相不毛な政治を断ち切れこが　こう古賀　攻（毎日新聞政治部長）マスメディアの評判は芳しくなくとも、菅直人首相は自らの「脱原発」発言が歴史的な一歩を記したと信じ切っているようだ。記者会見の２日後（７月１４日）、菅氏は自らのブログにこう書き込んでいる。「具体的な道筋が明確でないといった疑問も呈されていますが、官邸サイトに寄せられる御意見メールやツイッターなどでは、発言を支…