〔書評〕
エコノミスト 第８９巻 第２４号 通巻４１７３号 2011.5.24
| 掲載誌 | エコノミスト 第８９巻 第２４号 通巻４１７３号（2011.5.24） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全1811字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （672kb） |
| 雑誌掲載位置 | ５８頁目 |
書評人はひとりで死ぬ「無縁社会」を生きるために島田裕巳著（宗教学者）ＮＨＫ出版新書７７７円◎評者 中尾茂夫（明治学院大学教授）「震災後」にも有益、無縁社会のとらえ方 本書は、３・１１の大震災前に書かれたものだが、震災後の心象風景を考えるのにも有益である。地縁や血縁といった一切の共同体的きずなから切断された個人の哀しい情景が、無縁社会の負の遺産として説かれがちである。無縁社会の悲哀を説いた報道番組は…
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