〔特集〕新年経済を脅かす米国長期金利上昇の破壊力
エコノミスト　第８９巻　第３号　通巻４１５２号　2011.1.18

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８９巻　第３号　通巻４１５２号（2011.1.18）
ページ数	4ページ　（全4032字）
形式	PDFファイル形式　（1416kb）
雑誌掲載位置	８０〜８３頁目

特集　２０１１年の世界経済３大リスク２０１１年の世界経済３大リスク金融危機はまだ去っていない。昨年１１月上旬に米国が打ち出した量的緩和第２弾（ＱＥ２）が米国の長期金利を押し上げ、米国経済をさらに苦しめる可能性が出てきた。ＱＥ２により市場に溢れたマネーは、新興国にインフレとバブルの懸念をもたらし始めている。欧州では、財政危機に陥ったアイルランドに続き、南欧諸国への波及が市場で取りざたされている。いま…