〔「ダダ漏れ」報道が大手を脅かすなかジャーナリズムの進むべき〜
エコノミスト　第８８巻　第３７号　通巻４１１４号　2010.6.29

メディア「ダダ漏れ」報道が大手を脅かすなかジャーナリズムの進むべき道は大手メディアよりツイッターのほうが情報が早い。そんな時代に必要なジャーナリズムの形とは。たけだ　とおる武田　徹（ジャーナリスト、恵泉女学園大学教授）日本のジャーナリズムに激震が走っている。震源地のひとつは「記者クラブ」だ。週刊誌の記者やフリーのライターたちは、かねてより官公庁や業界団体に設けられた「記者クラブ」が新聞・放送の大手…