〔「順調な回復」の前に立ちふさがる日本経済４つの内憂外患〕
エコノミスト　第８８巻　第２８号　通巻４１０５号　2010.5.18

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８８巻　第２８号　通巻４１０５号（2010.5.18）
ページ数	3ページ　（全4833字）
形式	PDFファイル形式　（485kb）
雑誌掲載位置	３９〜４１頁目

景気「順調な回復」の前に立ちふさがる日本経済４つの内憂外患景気回復がコンセンサスになりつつあるなか、見逃せないリスク要因が４つある。あだち　せいじ安達　誠司（ドイツ証券シニアエコノミスト）日本経済は現在、大方の予想以上に順調に回復しているのではないか。２００９年末には景気の２番底懸念が台頭したが、１０年に入ってからの景気指標の多くは、順調な回復を示唆している。多くのエコノミストが、景気見通しを上方…