〔民活「ＢＯＴ方式」の挫折　破綻の危機に陥った台湾新幹線〕
エコノミスト　第８８巻　第９号　通巻４０８６号　2010.2.9

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８８巻　第９号　通巻４０８６号（2010.2.9）
ページ数	3ページ　（全4284字）
形式	PDFファイル形式　（490kb）
雑誌掲載位置	４２〜４４頁目

鉄道民活「ＢＯＴ方式」の挫折破綻の危機に陥った台湾新幹線鳴り物入りで開業した台湾新幹線が経営難に陥っている。民間資金で建設・運営するはずだったが、早くも政府の管理下に置かれてしまった。しむら　ひろただ志村　宏忠（在台湾ジャーナリスト）日本の新幹線技術の初の海外輸出となった台湾高速鉄道（台湾新幹線）が２００７年１月の開業から３年足らずで経営に行き詰まり、政府の管理下で再建を図ることになった。１０年１…