〔危機の真相〕最悪期脱出を示唆する材料　ＩＭＦ改革が資本逃避〜
エコノミスト　第８７巻　第２８号　通巻４０３５号　2009.5.26

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８７巻　第２８号　通巻４０３５号（2009.5.26）
ページ数	2ページ　（全2718字）
形式	PDFファイル形式　（330kb）
雑誌掲載位置	１０４〜１０５頁目

危機の真相Ｖｏｌ．７グローバル危機最悪期脱出を示唆する材料ＩＭＦ改革が資本逃避リスクを低下大和総研こだま　たかし児玉　卓（新興国リサーチヘッド）３月以降、株式市場はグローバルな反発局面にある。リスク回避の象徴的事例であった新興国からの資本逃避が収まり、部分的ではあるが、資本の再流入が始まっている。これはグローバル危機終了のサインなのだろうか。ＩＭＦ機能強化の意味　いくつかの良い材料はある。１つは、…