〔「邦画は絶好調」でも業界が喜べない理由〕
エコノミスト　第８７巻　第５号　通巻４０１２号　2009.1.27

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８７巻　第５号　通巻４０１２号（2009.1.27）
ページ数	3ページ　（全4230字）
形式	PDFファイル形式　（546kb）
雑誌掲載位置	８６〜８８頁目

映画頭打ちの国内映画市場「邦画は絶好調」でも業界が喜べない理由日本映画の好調が続いている一方、洋画は不振だ。国内映画市場は全体として頭打ちの状態だ。まつたに　そういちろう松谷　創一郎（ライター・リサーチャー）一時低迷していた日本の映画産業が近年、好調だ。映画館での入場料収入の総計である興行収入（興収）は、１９９６年には１５００億円を割ったが、２００１年以降は２０００億円前後で推移している（図１）。…