〔恋と投機がなくては生きていけない〕
エコノミスト　第８７巻　第３号　通巻４０１０号　2009.1.13

恐慌と人間だから恐慌は繰り返す恋と投機がなくては生きていけない「１００年に１度」と簡単に言うけれど……。大正生まれのベテラン評論家が恐慌の本質を解く。こうざき　りんいち神崎　倫一（評論家）「ヤレヤレ、また、ガルブレイスの季節か」。独り言をつぶやきながら（老人の特性）、本棚を探す。ついこの間も同じことをした。　１００年に１度の大事件だから、と簡単に政治家は言うけれど、その半分の人生経験しかないじゃな…