〔弔いは「小さく、個性的」ニッポンの葬儀に大変化〕
エコノミスト　第８６巻　第６４号　通巻４０００号　2008.11.25

葬送葬送ビジネスも異変弔いは「小さく、個性的」ニッポンの葬儀に大変化多死社会を迎えた日本。人々の死への意識が変わりつつあるなか、葬儀関連ビジネスにも大きな変化が現れている。こたに　みどり小谷　みどり（第一生命経済研究所主任研究員）通夜や葬式は行わず、火葬場で故人に別れを告げる。「直葬」と呼ばれる簡素な弔い方が今、じわじわと浸透しつつある。葬儀業界によると、東京では葬儀全体の２〜３割、地方でも５〜１…