〔エコノミストＣＩＮＥＭＡ館〕「４ヶ月、３週と２日」
エコノミスト 第８６巻 第９号 通巻３９４５号 2008.2.12
| 掲載誌 | エコノミスト 第８６巻 第９号 通巻３９４５号（2008.2.12） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全1231字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （208kb） |
| 雑誌掲載位置 | ９６頁目 |
エコノミストＣＩＮＥＭＡ館自由がなかった国の女性の苦悩と決意政治の視点から映画を観るそえじま たかひこ副島 隆彦（評論家、常葉学園大学教授）ルーマニアの映画だから、また旧東欧の重苦しい共産主義政治体制のころの話だろうと思ったら、そう簡単ではなかった。 舞台は１９８７年と設定しているから、チャウシェスク独裁体制で、追い詰められた貧しいルーマニアである。当時、政府は労働力を確保するために子供を４人まで…
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