〔小中学校をゆがめた「教育改革」の有害無益〕
エコノミスト　第８５巻　第６５号　通巻３９３３号　2007.12.11

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８５巻　第６５号　通巻３９３３号（2007.12.11）
ページ数	3ページ　（全5029字）
形式	PDFファイル形式　（434kb）
雑誌掲載位置	３８〜４０頁目

教育「ゆとり教育」の結末小中学校をゆがめた「教育改革」の有害無益「ゆとり教育」からの脱却が表明されたが、週５日制など一連の教育改革は、すでに取り返しのつかないほど教育現場をゆがめてしまった。ふじた　ひでのり藤田　英典（国際基督教大学大学院教育学研究科教授）いわゆる「ゆとり教育」改革が始まったのは、１９８０年実施の学習指導要領で「ゆとりと充実」が謳われ、学習の内容と時間が削減され、「ゆとりの時間」が…