〔「現職知事圧勝」が意味する自治体再生の次のステップ〕
エコノミスト　第８５巻　第２５号　通巻３８９３号　2007.5.15

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８５巻　第２５号　通巻３８９３号（2007.5.15）
ページ数	3ページ　（全4813字）
形式	PDFファイル形式　（468kb）
雑誌掲載位置	３６〜３８頁目

地方自治誰もが「改革派」になった「現職知事圧勝」が意味する自治体再生の次のステップ今年の統一地方選では、現職知事の圧勝が目立った。地方分権の流れのなかで、この現象が意味するものは。うしろ　ふさお後　房雄（名古屋大学大学院法学研究科教授）１９９０年代半ば以降、それまでは中央省庁の下請け機関的存在だった地方自治体が、本来の自治体へ再生する動きが進んだ。その動きを象徴し、牽引したのは、いわゆる「改革派知…