〔特集〕「国際水準より高い」を検証　大企業製造業には賃上げ余〜
エコノミスト　第８５巻　第１４号　通巻３８８２号　2007.3.13

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８５巻　第１４号　通巻３８８２号（2007.3.13）
ページ数	2ページ　（全2873字）
形式	PDFファイル形式　（421kb）
雑誌掲載位置	３２〜３３頁目

給料　上げた会社　下げた会社「国際水準より高い」を検証大企業製造業には賃上げ余力がある大企業製造業は「いざなぎ以来」の輸出大幅拡大の恩恵を受ける一方、人件費の抑え込みにも成功している。いいづか　のぶお飯塚　信夫（日本経済研究センター主任研究員）　労働分配率は景気の回復局面では低下するという傾向がある。通常、雇用・所得環境の改善は収益の改善に遅れるためだ。今回の景気回復局面では、それが特に顕著だ。　…