〔政流観測〕
エコノミスト　第８４巻　第２７号　通巻３８２７号　2006.5.23

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８４巻　第２７号　通巻３８２７号（2006.5.23）
ページ数	2ページ　（全2700字）
形式	PDFファイル形式　（43kb）
雑誌掲載位置	７４〜７５頁目

中村啓三の政流観測森派解体を目指し総裁選ムードを煽る小泉首相　企業であれ、団体であれ、組織のトップに立つ者は、任期いっぱいは職責を果たすために全力を挙げたいと思っているのだろう。　もちろん、「一日も早く引退した方が組織のためになる」と思われる人も少なくない。それはパーセプションギャップ（自己認識のずれ）の悲しさだ。最近は、判断力はともかく体力のある老人が少なくないから「自分がいなければ組織が持たな…