〔特集〕経済合理性の罠　「消費者利益」は最優先されるべきか
エコノミスト　第８４巻　第２２号　通巻３８２２号　2006.4.25

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８４巻　第２２号　通巻３８２２号（2006.4.25）
ページ数	2ページ　（全3123字）
形式	PDFファイル形式　（35kb）
雑誌掲載位置	２４〜２５頁目

格差と品格第１部　基礎編経済合理性の罠「消費者利益」は最優先されるべきか　グローバル化の前提となる消費者主権の発想は、人間関係を基盤とする地域社会の実態を無視し、新たな害をもたらしている。たかはし　のぶあき高橋　伸彰（立命館大学国際関係学部教授）　グローバル化とは、国際的な規制や保護を可能な限り廃止し、カネや情報、およびモノやサービス、そして人までもが、国境を越えて自由に交流できるようにすることで…