〔グローバルマネー〕中央銀行と「この国のかたち」
エコノミスト　第８４巻　第７号　通巻３８０７号　2006.2.7

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掲載誌	エコノミスト　第８４巻　第７号　通巻３８０７号（2006.2.7）
ページ数	1ページ　（全1132字）
形式	PDFファイル形式　（37kb）
雑誌掲載位置	１７頁目

　日本銀行の量的緩和解除を巡って、政治からの牽制が目立ってきた。１９９８年に施行された日銀法の独立性の真価が問われている。　最近の政治から日銀への牽制は、中央銀行を縛りたいとの思惑が透けているだけに問題だ。中央銀行は政府と政策目標を共有すべきとの議論は、一見正論のようでも、その採否は、日銀自身の判断に委ねるべきである。　日銀の独立性を巡る重要な論点は、政策責任の所在を明らかにすることであった。政策…