〔民営化のふりした「官業の焼け太り」〕
エコノミスト　第８３巻　第６４号　通巻３７９３号　2005.11.22

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８３巻　第６４号　通巻３７９３号（2005.11.22）
ページ数	2ページ　（全2467字）
形式	PDFファイル形式　（42kb）
雑誌掲載位置	３８〜３９頁目

欺瞞郵政改革の現実民営化のふりした「官業の焼け太り」　郵政民営化が現実のものとなった。だが関連法を詳細に点検すると、その実態はとうてい「民営化」の名に値しない。きたざわ　さかえ北沢　栄（ジャーナリスト）郵政民営化関連法の成立で、郵政民営化が２０１７年１０月までに実現する運びとなった。参議院でいったん否決された郵政民営化法案の実現を掲げ、総選挙で圧勝した小泉純一郎内閣は、民営化日程を半年遅らせた以外…