〔「人事」の日本史〕幕府の昇進試験「学問吟味」の始まり
エコノミスト 第82巻 第46号 通巻3705号 2004.8.17
掲載誌 | エコノミスト 第82巻 第46号 通巻3705号(2004.8.17) |
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ページ数 | 2ページ (全2876字) |
形式 | PDFファイル形式 (51kb) |
雑誌掲載位置 | 50〜51頁目 |
「人事」の日本史 第43回 近世編幕府の昇進試験「学問吟味」の始まり松平定信の時代から、「学問」が昇進の要件に加わった。武士が参考書を手に受験勉強に励む世となり、家格の低い秀才たちに新たな出世の道が開ける。やまもと ひろふみ山本 博文(東京大学史料編纂所教授) 江戸時代中期までの武士にとって、学問はなくても困らないものだった。5代将軍綱吉のように、自ら儒学の講義をする好学の将軍もいたが、一般の武士…
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