〔「人事」の日本史〕田沼時代の「出世の礼金」
エコノミスト 第82巻 第37号 通巻3696号 2004.7.6
掲載誌 | エコノミスト 第82巻 第37号 通巻3696号(2004.7.6) |
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ページ数 | 2ページ (全2879字) |
形式 | PDFファイル形式 (56kb) |
雑誌掲載位置 | 46〜47頁目 |
「人事」の日本史 第38回 近世編田沼時代の「出世の礼金」賄賂政治で知られる田沼意次の時代だが、当人たちには賄賂ではなく、当然の「礼金」だった。出世のため「礼金」をばら撒いた旗本、森山孝盛の苦闘。やまもと ひろふみ山本 博文(東京大学史料編纂所教授) 安永元(1772)年、側用人から老中に昇進した田沼意次の時代は、旗本が役職に登用されるのにも金が必要な時代だった。 明和8(1771)年、34歳で家…
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