〔特集〕労働に求められるのは生産性極大化の法則
エコノミスト　第８２巻　第１３号　通巻３６７２号　2004.3.2

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８２巻　第１３号　通巻３６７２号（2004.3.2）
ページ数	2ページ　（全3098字）
形式	PDFファイル形式　（34kb）
雑誌掲載位置	２６〜２７頁目

日本人の働き方労働に求められるのは生産性極大化の法則やまだ　ひさし山田　久　（日本総合研究所調査部主任研究員）　「終身的雇用・企業福祉」は崩れ、「多元的雇用・勤労福祉」への移行が始まっている。アジアの工業化や少子高齢化という逆風のなか、雇用者が日本の労働に求めるのは、生産性の極大化だ。その傾向は一層強まっている。バブル崩壊後のいわゆる「失われた１０年」は、働く者にとってとりわけ厳しい１０年であった…