〔本〕出版業界事情〓〓他
エコノミスト　第８０巻　第２４号　通巻３５６４号　2002.6.4

本ながえ　あきら永江　朗の出版業界事情「本」が、死に至る本質的な危機　最近、出版業界に関する本が何冊か立て続けに出た。長岡義幸の『出版時評』（ポット出版、２２００円）や津野海太郎『本が揺れた！』（トランスアート、１９００円）、そして佐野眞一の『だれが「本」を殺すのか　延長戦』（プレジデント社、１６００円）などである。２年ほど前にも出版業界本が続けて出たことがあって、そのときは大手取次の経営危機や出…