〔本〕榊原英資の通説を疑え〓〓他
エコノミスト　第８０巻　第８号　通巻３５４８号　2002.2.19

本榊原英資の通説を疑え問題はミクロあるいは構造にある　ポール・クルーグマン、ジェフリー・サックス、伊藤隆敏、深尾光洋など内外の有力なマクロ・エコノミストたちが、インフレ・ターゲット論、金融緩和論を展開している。ポール・クルーグマン著『恐慌の罠』（中央公論新社、１６００円）も、そうした一連の政策論の一つである。　彼らの論理は、マクロ経済学のフレームワークを理解する者にとっては、ごく常識的なものである…