〔政流観測〕小泉政権への国民的熱狂が冷めてきた
エコノミスト　第７９巻　第５５号　通巻３５４０号　2001.12.25

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第７９巻　第５５号　通巻３５４０号（2001.12.25）
ページ数	2ページ　（全2653字）
形式	PDFファイル形式　（48kb）
雑誌掲載位置	４６〜４７頁目

中村啓三の政流観測小泉政権への国民的熱狂が冷めてきた橋本派も公然と異を唱えだした　１２月中旬と言えば、永田町周辺がもっともにぎわう季節だ。　翌年度予算の編成作業が最終段階を迎えるため、少しでも多くの事業を取ろうと地方の首長や議員たちが続々と陳情にやってくるからだ。　彼らは、まず地元出身の国会議員を訪ね、作戦を練る。やがて議員を先頭に、財務省、関係省庁、自民党本部などを回り、夜は「打ち上げ」となる。…