〔〓公共財〓の備蓄に求められるコスト意識〕
エコノミスト　第７９巻　第４８号　通巻３５３３号　2001.11.13

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第７９巻　第４８号　通巻３５３３号（2001.11.13）
ページ数	2ページ　（全2695字）
形式	PDFファイル形式　（44kb）
雑誌掲載位置	４６〜４７頁目

報復戦争と石油備蓄〓公共財〓の備蓄に求められるコスト意識米国の同時多発テロで、日本の石油備蓄問題がにわかに注目された。現在、備蓄量に問題はないものの、備蓄業務そのものには課題も多い。国家戦略に基づいたうえで、経済合理性にかなった運営が必要だ。なかむら　とおる仲村　徹（オイルアナリスト）　日本の石油備蓄は、今年３月末現在で国家備蓄８５日分と民間備蓄７８日分の計１６３日分ある（表１）。テロ報復戦争が長…