〔［グローバルマネー］〕米国を襲う「住宅金融」〜
エコノミスト　第７９巻　第３９号　通巻３５２４号　2001.9.18

［グローバルマネー］米国を襲う「住宅金融」という第２のバブル　　先般発表された米国の２００１年４〜６月期の実質成長率は当初発表の前期比年率０・７％から同０・２％に下方修正された。すでに広く指摘されている通り、企業設備投資が同マイナス１４・６％と落ち込み、在庫や輸出も大幅減となる中で、米経済がかろうじてプラス成長を維持できたのは、消費が同２・５％増と堅調を維持したためである。　　しかし、米国の家計を…