〔２００２年までにドル高局面は転換点を迎え〜〕
エコノミスト　第７９巻　第３６号　通巻３５２１号　2001.8.28

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第７９巻　第３６号　通巻３５２１号（2001.8.28）
ページ数	3ページ　（全3709字）
形式	PDFファイル形式　（56kb）
雑誌掲載位置	２０〜２２頁目

２００２年までにドル高局面は転換点を迎え日欧に一層の金融緩和を迫る世界中のマネーが米国に流れ込んでいる。今年に入りＦＲＢは計６回、２・７５％の大幅利下げを行ったが、ドルの独歩高傾向を変えられない。日欧は政策対応の限界から円・ユーロ安を容認し、米国依存型の経済回復を望むが、米経済の先行きにも限界が見え始めた。吉川　雅幸（朝日ライフ・アセット・マネジメントシニアエコノミスト）プラザ合意以来のドル高水準…