〔人員削減のあとに見えない将来展望〕
エコノミスト　第７９巻　第３４号　通巻３５１９号　2001.8.7

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第７９巻　第３４号　通巻３５１９号（2001.8.7）
ページ数	2ページ　（全3040字）
形式	PDFファイル形式　（44kb）
雑誌掲載位置	８８〜８９頁目

「集中と選択」という名のリストラ松下、東芝、富士通、ＮＥＣ、日産人員削減のあとに見えない将来展望松下電器産業が四半期ベースで赤字に陥った。さらに、幾度もの不況を経験しながら手をつけることのなかった「ひと」も聖域視せず、早期退職募集に踏み切ると発表、市場にショックを与えた。先に集中ありきの意味から「集中と選択」を旗印にする企業は多いが、リストラ後の「集中」分野で、成功している例はまれだ。藤田　恵一（…