〔特集〕Ｓ＆Ｐ「銀行リポート」の衝撃度　時価会計の〜
エコノミスト　第７９巻　第９号　通巻３４９４号　2001.2.27

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第７９巻　第９号　通巻３４９４号（2001.2.27）
ページ数	3ページ　（全2647字）
形式	PDFファイル形式　（35kb）
雑誌掲載位置	３７〜３９頁目

Ｓ＆Ｐ「銀行リポート」の衝撃度時価会計の下における邦銀の優先株式・優先証券のデフォルトリスク昨年九月の中間決算で時価会計が完全導入され、保有株式の時価が実際より二〇％低かったら、日本の銀行の半数は、配当原資を捻出することができなかった−−。一月二四日、米国の格付け会社スタンダード＆プアーズがこんな内容のリポートを発表した。株価下落による銀行の「三月危機」の信憑性を増すものと受け止められ、業界の話題…