〔月曜の手紙〕歴史観の転換
エコノミスト 第79巻 第3号 通巻3488号 2001.1.23
掲載誌 | エコノミスト 第79巻 第3号 通巻3488号(2001.1.23) |
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ページ数 | 1ページ (全659字) |
形式 | PDFファイル形式 (274kb) |
雑誌掲載位置 | 3頁目 |
月曜の手紙歴史観の転換内山 節 かつて私が教わった日本史では、百姓とは農民のことであった。その百姓は、かなり悲惨な人間として描かれていた。土地に縛られ、移動も職業の自由もないままに、領主に年貢をしぼりとられつづける。そんな人間像が、近世までの百姓のイメージであった。 この歴史観は、結果として、明治以降の近代化を肯定する役割をはたしたような気がする。もちろん歴史家たちは、明治以降の日本の歴史に、さま…
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