〔ワシントンＤ．Ｃ．〕「２１世紀のキューバ関係」提言
エコノミスト　第７８巻　第５３号　通巻３４８３号　2000.12.19

ワシントンＤ．Ｃ．「２１世紀のキューバ関係」提言中井　良則（毎日新聞ワシントン支局長）　一二月一六日に映画「１３デイズ」が日米同時公開される。一九六二年のキューバ・ミサイル危機の際、ケネディ大統領や政権幹部、軍部がどう対応し、米ソ核戦争の瀬戸際を乗り切ったかを描く政治ドラマだ。「１３デイズ」とは危機が一三日間続いたことを意味する。ケビン・コスナーが大統領補佐官を演じ、大統領や弟のロバート・ケネディ…