Ｂｏｏｋ　Ｒｅｖｉｅｗｓ　知を磨く読書　第１３回　『円周率が歩んだ道』
週刊ダイヤモンド　2013.8.17号　2013.8.17

この記事の情報
掲載誌	週刊ダイヤモンド　2013.8.17号（2013.8.17）
ページ数	1ページ　（全490字）
形式	PDFファイル形式　（295kb）
雑誌掲載位置	115頁目

Ｂｏｏｋ　Ｒｅｖｉｅｗｓ　知を磨く読書　第１３回　『円周率が歩んだ道』上野健爾　著　（岩波現代全書　２１００円）知的好奇心を刺激する円周率の探究史作家・元外務省主任分析官●佐藤　優　直径と円周の比である円周率の探究史を描いた知的好奇心を刺激する作品だ。　江戸時代の関孝和（１６４５？〜１７０８年）の業績が特に興味深い。〈関孝和は中国の伝統数学を超えてはじめて無限等比級数を考察した点でも特筆すべき数学…