Ｄａｔａ　Ｆｏｃｕｓ　賃金抑制・雇用維持の傾向が強まった今回の景気後退局面
週刊ダイヤモンド　2010.2.20号　2010.2.20

この記事の情報
掲載誌	週刊ダイヤモンド　2010.2.20号（2010.2.20）
ページ数	1ページ　（全969字）
形式	PDFファイル形式　（201kb）
雑誌掲載位置	26頁目

Ｄａｔａ　Ｆｏｃｕｓ　賃金抑制・雇用維持の傾向が強まった今回の景気後退局面慶應義塾大学商学部教授●樋口美雄（Ｙｏｓｈｉｏ　Ｈｉｇｕｃｈｉ）　完全失業率は昨年７月に過去最悪の５・７％を記録したが、その後、若干低下し、１２月には５・１％になった。パートやアルバイトの雇用者は少し増加するようになったが、正規労働者は依然として減少を続けている。雇用者数全体もその減少幅こそ小さくなっているが、減り続けている…