企業レポート　双日ホールディングス　急場しのぎの再建策で露呈した「問題先送り」体質の深刻
週刊ダイヤモンド　2004.8.28号　2004.8.28

この記事の情報
掲載誌	週刊ダイヤモンド　2004.8.28号（2004.8.28）
ページ数	4ページ　（全3724字）
形式	PDFファイル形式　（591kb）
雑誌掲載位置	46〜49頁目

企業レポート　双日ホールディングス　急場しのぎの再建策で露呈した「問題先送り」体質の深刻大手商社の双日ホールディングスが正念場を迎えている。ＵＦＪ問題を契機に、旧日商岩井以来の「負の遺産」の最終処理を迫られているからだ。銀行主導による先送りは、銀行自身の危機で不可能となった。だが、双日の曖昧な再建策からはいまだに「問題の先送り」を模索している気配も漂う。　「本当の優しさというものを見せてやる」。三…