明治大学文学部教授 齋藤孝の仕事脳の鍛え方 (60) 日本語ならではの奥ゆかしさを醸す「連用形型」
週刊ダイヤモンド 2004.6.19号 2004.6.19
| 掲載誌 | 週刊ダイヤモンド 2004.6.19号(2004.6.19) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1012字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (41kb) |
| 雑誌掲載位置 | 67頁目 |
明治大学文学部教授 齋藤孝の仕事脳の鍛え方 (60) 日本語ならではの奥ゆかしさを醸す「連用形型」 私の専門である教育界には、ある種独特の言い回しがある。「子どもの気づきを促す」「育ちを見守る」「学びの場」といった具合だ。これらの共通点がおわかりだろうか。 じつはここには、すべて動詞の「連用形(気づき、育ち、学び)」が使われている。 連用形には温かく包み込むような優しさがあるし、現在進行形的な要素…
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