経営者の精神史 隔週連載 (15) 日本美術を世界に繋げた男
週刊ダイヤモンド 2003.2.22号 2003.2.22
| 掲載誌 | 週刊ダイヤモンド 2003.2.22号(2003.2.22) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3935字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (144kb) |
| 雑誌掲載位置 | 132〜133頁目 |
経営者の精神史 隔週連載 (15) 日本美術を世界に繋げた男山口昌男(やまぐちまさお)●札幌大学学長 文化人類学者失われた経済人 明治大正の古美術商のなかで、際立った目利きの一人として知られていた中村作次郎は、著書『好古堂一家言』(私家版、一九一九年)に林忠正(はやしただまさ)について次のように書いている。 「最後に特に悉しく紹介しておきたいと存じますは、故林忠正氏のことです。林君の生涯は実に一般…
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