経営者の精神史 隔週連載 (12) 三浦乾也 陶工、造船家にして戦略家の才覚
週刊ダイヤモンド 2003.1.11号 2003.1.11
掲載誌 | 週刊ダイヤモンド 2003.1.11号(2003.1.11) |
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ページ数 | 2ページ (全3647字) |
形式 | PDFファイル形式 (141kb) |
雑誌掲載位置 | 108〜109頁目 |
経営者の精神史 隔週連載 (12) 三浦乾也 陶工、造船家にして戦略家の才覚山口昌男(やまぐちまさお)●札幌大学学長 文化人類学者失われた経済人 仙台の焼物、堤焼に新風を送り込んだ幕末維新期の陶工として知られる三浦乾也(みうらけんや)は、安政三(一八五六)年に江戸から仙台に呼び寄せられた造船家にして国防の戦略家でもあった。明治初期には陶芸技術を使った電信用碍子(がいし)を考案し、工部省と契約した工…
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