歴史の交差点　（４２１）　米国のイラク攻撃をめぐる内外の見解
週刊ダイヤモンド　2002.9.14号　2002.9.14

この記事の情報
掲載誌	週刊ダイヤモンド　2002.9.14号（2002.9.14）
ページ数	2ページ　（全2875字）
形式	PDFファイル形式　（300kb）
雑誌掲載位置	160〜161頁目

歴史の交差点　（４２１）　米国のイラク攻撃をめぐる内外の見解山内昌之●東京大学教授　九月一二日に、ニューヨークで日米首脳会談が予定されている。その議題は、小泉純一郎総理の北朝鮮訪問と並んで、米国のイラク攻撃問題となろう。小泉総理は、米軍のイラク先制攻撃について慎重な姿勢を崩していない。ブッシュ大統領との会談では十分に米国の意図と考えを聞く腹づもりのようだ。　それにしても、大量破壊兵器の査察を拒否す…