歴史の交差点 375 山内昌之●東京大学教授
週刊ダイヤモンド 2001.8.25号 2001.8.25
| 掲載誌 | 週刊ダイヤモンド 2001.8.25号(2001.8.25) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2897字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (51kb) |
| 雑誌掲載位置 | 136〜137頁目 |
歴史の交差点 375 山内昌之●東京大学教授現政治家も鑑とすべき保科正之の発想と哲学 盛夏の一日、中村彰彦氏の小説『名君の碑』(文芸春秋)を改めて読む機会があった。すでに著者は『保科正之(ほしなまさゆき)』『保科正之言行録』(いずれも中公新書)を公にしているが、正之の事績は日本の政治家とリーダーシップの問題を考えるうえですこぶる参考になる。とにかく、重要閣僚の発言の軽さと不勉強ぶりだけでなく、日本…
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